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ロンドン-パリ紀行 パリ編

Tuesday 24,SEP,1996

いやー、ようやく落ち着いたって感じ。今日はゆっくり起きて(朝食時間がおわってしまった)、すぐホテルをチェックアウト。
「これからどこへ行くの?」
「パリです」
「おおー、そりゃいいねえ」
「サンキュー、さようなら!」
今日は、こっちへきて初めてポカポカ陽気。サンドイッチを買って、ウェストミンスター、テムズ河畔のベンチで朝めし。気もちよかった。
橋をわたって、Waterloo駅に着いた。1時間勘違いして、ずいぶん早く着いてしまったので、カフェでカプチーノ飲んだり、駅にチェックインした後お別れのアイリッシュ・スタウト(Murphy's)を飲んだりした。
Eurostar * は実に乗り心地がよかった。隣の席はやさしそうなおばあさんで、「あたしゃもう一杯だから」ってんで、サンドイッチを一つくれた。

「ここはもうAshford?」
「ええ、これからどんどん下がって、海の下を行くのよ」
ドーバー海峡のトンネルは、わずか20分だった。あっけない。大陸に上陸したらやっとEurostarが本気を出してきて、時速300km/hでぶっとばした。けど全然ゆれない。気もちよくお昼寝していたら、もうパリ、やっとパリ、ついにパリ。
RERでChatelet駅まで行って歩いて行ったら、ホテルは本当にルーヴルのおとなりの、セーヌ川のそばの、目の前はSt.Germain l'auxerrois(サンジェルマン・ロクゼロワ)教会という絶好の場所 **。 しかも部屋が(LONDONのRoyal Adelphi Hotelがちょっとボロだったからよけいに)豪華!!広いし天上高いし、洗面所は大理石だし。なんでか知らんがダブルの部屋で、風呂がちょっとエッチなつくり。シャワーカーテンじゃなくて、ガラスで仕切るから、部屋から丸見え。

うれしくて、部屋を離れ難かったが、腹が減ったのでパレ・ロワイヤルの"L'Incroyable"というレストランへ行った。もちろん歩いて。オヤジがきりもりしてる小さな店で、感じのいいオヤジでよかった。やっと牛のステーキを食べたけど、超スジスジで最後まで食べられなかったが、オードブル(サラダ)、デザート(林檎のタルト)、コーヒーとも、よかった。やっとまともな食事が食べられて、実に満足。
「ほら見て、この店、本に載ってるんですよ」
「この本は、Chinois? Japonais?」
「Japonais 」
「おお、こりゃまたすごい」

レストランを出て、LOUVREを通った。死ぬほど美しい。
LONDONのTrafarger Square やPiccadilly Circusの建物や国会議事堂も実に美しいが、両者は種類の違う美しさをもっているように感じた。LONDONのは、重厚な、歴史を感じさせる、どちらかというと威圧的な感じで、Parisのは、大きさ、規模はでかいが、なんだかじっと見てるとトロトロッと溶けていっちゃいそうな、チョコレート細工みたいなやわらかさがある。
「また会えた」って感じがして、ちょっと感動してしまった。
サンジェルマン・デ・プレ教会では、(前回いった時もポスターが貼ってあった)オーケストラと合唱によるMozartのレクイエム演奏会が、ちょうど始まるところだった。前回は日程があわなくて見られなかったのに、なんとラッキーな!!なかなか演奏も良かった。
ホテルに戻ってゆっくりと風呂に入って(映画によくある泡だらけのやつ)落ち着いた。
やっぱり、(勝手がわかってるということもあるが)Parisの方が落ち着くみたい。言葉も"politician"が通じないLONDONより、"Regardez ici"が通じるParisの方が、楽かもしれない!?

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30/SEP 1996


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